義母の入院

 29日の朝、嫁さんに義母から電話がありました。
『気分が悪い』と弱弱しい声で電話は途絶えました。すぐに義母の自宅に駆けつけました。(車で25分かかります。)
 着いて玄関ドアを開けると、義母は携帯電話を握りしめ倒れていました。

すぐに救急車を呼ました。5分後、中央市民病院に搬送された義母は、到着後の検査の結果、すぐに手術を受けることになりました。
病名は『小脳出血』。担当の先生からは万が一の話ばかりでとても不安になりました。

 手術は7時間に及びました。CTの結果では、とりあえず、手術は成功したようです。後は、術後の反応をみなければわからないということでした。

 前日はとても元気で、別れ際には、私の作るおせちを心待ちしてると言っていましたが、あまりの出来事はとてもショックでした。
「もう今までの生活はできないでしょう。寝たきりになることも覚悟して下さい。」医師の言葉が今でも頭に残っています。でも嫁さんは、想像以上に冷静で落ち着いているので安心しました。

 術後2日目の昨日、前日より好転していることを願い、病院に行きました。
義母の耳元で声をかけると反応がありました。義母の口から「お餅が食べたい」「お腹が痛い」はっきりした声が聞こえてきた時は感動しました。85歳という高齢なので、予断は許せませんが意思の疎通さえできれば言うことはありません。
 
 2年前、母を亡くしてからは、義母が自分の母親。長生きしてほしいと思っています。