21作目の手作り家具

 退職7年目に入った今年の家具作りは、ベッドフレームの作成。
 
 テンピュールのマットを愛用していたが、ベッドのマットレスが軟らかすぎないか?気になっていた。そんな折、フランスベッドの展示会に行ってみたら、お気に入りのマットレスが見つかった。少々高い買い物になったが毎日使うものなので思い切って買った。
 しかし、既存のベッドフレームに載せてみると、フレームが何とも貧相に見える。
やむなく製作を決意。
 20数年前、娘と息子のベッドフレームを作った。今も愛用してくれている。その経験を活かし、背板とベッドフレームを3分割にする構造の物。

①部材は不要になった端材をできるだけ使ってフレームコアで楢の合板を圧着して作った。



②接合はスクリュー釘で。くぎの頭が見えないように、組立後に合板を圧着したり、エッジを貼ったり、結構この作業に時間がかかる。

③背板の上部に棚をつけた。この手順を間違え、やむなく面倒なダボ接合にせざるを得なくなった。

④塗装の精度を上げるために、との粉で目止めをする。
この作業が一番、大変。後はウレタンニスを4回、紙やすりで素地磨きをいれながら塗っていく。

⑤座板は、通気性の良い、桐の集成材を使う。

⑥何とか完成!