ゆずのマーマレード

我が家の庭にゆずを植えていますが、今年はほとんどなっていません。
 それで先日、田舎に帰った折実家のゆずを収穫して帰りました。
 昨日は朝から、そのゆずでマーマレードを作りました。かかった時間は5時間。始める前は気が重いのですが、やり始めると頑張らざるを得ません。自分でもあきれるほどの根気と根性。『誰に似たのだろう?』生前、私に向かってよく母が言っていましたが、その好奇心は母親譲りなのでしょう。

①まずゆずを洗ってへたを取ります。


②柚子の皮を薄くむきます。
 厚くむくと苦くなります。この作業が一番根気が要ります。



③これを刻んで行きます。何度か「もう限界!」投げ出しそうになります。


☆猫の手も借りたいところですが、猫たちはこんな調子で…






④刻んだ皮は何度か苦味をとるために茹でます。



⑤皮をむいたゆずは、半分に切って、果汁をとります。






☆取り出したゆず果汁は、すし酢やゆずジュース、ポン酢、ドレッシングにして活用します。




⑥その後の搾りかすから、種を取り出しぐつぐつ煮込みます。マーマレードが固まるためのペクチンを抽出します。



⑦ここから④と⑥を一緒にグラニュー糖を加え煮込んでいきます。最初に砂糖を入れてしまうと硬くなるので、砂糖は少しずつ加えていきます。


⑧容器を用意して、熱いうちに小分けします。
熱いうちに入れると、瓶の消毒にもなります。


出来上がったマーマレードは義母や兄弟たちにヨモギ餅と一緒に送ります。かって母がそうしてくれていたように…

☆「ピンポーン!」もう5時。夕食メニューを考えている時、「三陸の帆立食べてえな」ご近所さんが届けてくれました。お返しにマーマレードを持って帰ってもらいました。
 夕食は、帆立のバター焼きと大根サラダ、部屋が磯の香りに包まれました。


ゆずで始まりゆずで終わった長い1日が終わりました。「よくやるよなあ」自分に言いました。(●^o^●)