誕生日を迎えて…

昨日で、64歳になりました。昔であれば、「結構なじいさん」って感じたのですが、いざ自分が、その歳になるとピンときません。
…かといって、歳は確実に取っているのがわかります。
 
 よく、母親が「もう楽しいこともない…しんだ方がいい」何てこぼしていたのを愚痴だろうと思っていたのを思い出します。しかし最近、あれもまんだら嘘ではなかったんではないかと思うことがありますね。

 人は、歳をとることを感じなければなんて幸せないきものだろうと思いますが、歳を重ねるごとに、情熱、夢、希望…ていうものがなくなっていくような、そんな気がしています。
 自己満足の世界にいて「幸せ!」って思っていることが、どんなよろこびだったのか…
 これから考えることは「どう生きるか」というより「どう人生を終えるか」ということのようです。
…誕生日を迎え、ふとそんな気がしました。