師走の市場

 年の瀬も迫り、市場もたくさんの人が買い物に訪れています。
嫁さんと知り合ってから、週末の土曜、日曜日は、神戸の兵庫区の東山市場に買い物に行くことが多くなりました。義母のところに車を置き、歩いて5分の道のりを嫁さんと一緒に買い物に行きます。

 この商店街の場所には100年ほど昔に川(旧湊川)があり、あの平清盛が雪見之御所から大輪田之泊まで、毎日船で行き来していた水路でもあったのです。周辺には、湊川隧道、湊川公園湊川神社など多くの名所旧跡が分布しています。

 この市場は、昔はもっと賑わっていたらしいですが、今でも活気のあるこの通りを歩くと、食材を買うのが楽しくなります。スーパーに比べるとはるかに安いし、魚も新鮮。「お兄さん!」「お姉さん!」の掛け声につられ、ついその気で買ってしまうこともあります。夕方や雨の日になると魚は一気に安くなります。
 こんなお店の人と客のふれあいがまだ残っているここはいいなあっていつも思います。
 コーヒ好きの私がいつも買って帰るのも、この市場の中にあるお店。マスターは、顔を見ると「いつものですね」と豆を挽き真空パックしてくれます。
 先日、間 寛平が、なじみの食堂に電話し「アヘ」と言っただけで、主人はメニューが分かったというのをテレビでやってましたが、まさにそんな関係が今大切な気がします。

★昨日は、かきと生さけを買いました。頭に浮かんだのは、かきのグラタンと石狩鍋石狩鍋は今日にとっておき、夕食はオムライスとかきのグラタンにしました。
 かきのグラタンは、よく利用する大丸ピーコックに置いてあったレシピーを参考にしました。
 ①牡蠣は塩と胡椒をふって小麦粉をうすくまぶし、フライパンでこんがりとソテーします。
 ②小松菜をゆでて水気を絞り4cmくらいに切ります。(ホウレンソウがなかったので庭の小松菜で代用)
 ③耐熱容器にバターを塗って牡蠣、小松菜を並べホワイトソースを流しいれ、パン粉と粉チーズをかけて、オーブンで焦げ目がつくまで焼きます。


★牡蠣の味が口いっぱいに広がり、ピーコックのレシピー様様でした!