丹波篠山味祭り

 9日、秋の味覚、しし鍋、デカンショ節で有名な丹波篠山に行ってきました。毎年この時期には、欠かさず、丹波篠山へ行きます。
 嫁さんとの初デートがこの丹波篠山で、私たち2人にとっては、思い出の地です。
 3連休の間の日曜日とあって、凄い人出です。神戸を8時過ぎに出発、着いたのは10時ごろ、河川敷の臨時駐車場があっという間にいっぱいになりました。
 駐車場から1キロ、歩きます。途切れることのない人の移動です。そして山高く摘まれた枝豆、栗、松茸…秋の味覚がいっぱいです。いつもの駐車場はイベント会場になり賑わっています。

 お目当ては、枝豆です。いかに安く、美味しい黒豆を買うかです。まずは、街並みを端から端まで散策します。「小西のパン」の前は、黒豆パンを求めて長蛇の列です。ブログに載せようとシャッターを切るうちに大事なことに気付きました。SDカードがありません!駐車場まで一眼レフのカメラをとりに戻るのも面倒。結局、嫁さんのカメラを借りて、街並みを写しました。
 街を散策しながら、秋の風情を楽しむ。付き合い始めたころの話やたわいもないことを語りながらのしあわせな時間です。
 確か、昨年も買ったかな?と記憶のある黒豆を見つけました。準備中だったので、再び街を散策しした後で戻り、この黒豆を10束(10キロ)買いました。駐車場までの道のり両手に抱えた黒豆は結構重かったです。

 12時近くになり、お腹がすいてきました。今回は、篠山市街での食事を避け、自然薯蕎麦を食べる計画を立てていました。そのそば屋は、市街からそう離れていない場所にありました。考えることは皆一緒のようで、たくさんの人がそばを求めて待っていました。
 名前を記入し、外の縁に腰をかけて待ちました。退屈しのぎに周囲を眺めていると、大きなマメが垂れ下がっているのを見つけました。「なたマメです。」隣の年配の女性が教えてくださいました。「アケビもありますね。」いろいろ話が弾み、時間が過ぎました。
「もう食べられるだろう、もう食べられるだろう」待つこと2時間、やっとそばにありつけました。
                    (つづきはコスモス畑です)