愛ネコ&ジャガイモ&チューリップ


  
 このところブログを書くことが日課になったというか、それが仕事になったような気がする。暇な証拠である。パソコンに向かっていると、愛ネコが入れ替わり、立ち替わりに身体をすり寄せ、膝に載ってくる。時折、ぐっと爪をたてる。何せ5匹もいるわけだから、それぞれの要求に応えるのも大変である。ネコも時々おならをする。おならをすると、空気清浄器が感知して”ニオイ”のランプが赤く点灯する。
 昨日は、庭のちいさな畑に、ジャガイモを植えた。”はるか”という甘みのある美味しい品種らしい。田舎に帰ったとき、ジャガイモの育て方のノウハウを母から教わった。6月頃には収穫できるらしい。植物を育てていると、不思議だなあと思うことが一つだけある。当たり前のことだが、わずかなタネ芋から土や水や太陽の光で形のあるものができあがっていくのだから…
 その横で愛ネコ”クー”が遊んでいる。窓越しに、他のネコが覗き込む。”クー”以外のネコは外に出すとどこに行くかわからない。その”クー”も時々、私の目を盗み、エリアを離れようとするが、「”クー”!」と呼ぶと向きを変えて私の方に帰ってくる。家の中では年長でありながら、特に雌猫”ピッキー”には、頭が上がらない。そんな”クー”でも、野良猫が我が家に足を踏み入れようなら、威嚇し、追い払ってしまう。ただこのたくましさを家の中で評価されることは全くない。そこが、人間社会と少し似ている。
 庭にチューリップがたくさん芽を出している。我が家のチューリップは、10年位前に購入して植えたものだが、どんどん数を増やし、毎年、この時期になると芽を出し、勝手に花を咲かせてくれる。時々、移植が必要だが、肥料をたっぷりやれば、それなりに美しく咲いてくれる。これが自然の強さである。子育てもこれに近いと信じたい。
 暇つぶしに、20年ぐらい行きつけの園芸店に行ってみた。クレマチスの苗(新種)がないか。残念ながら…お目当てのものは見つからなかったが、お店の人と雑談し、悪いので地元のお米を買って帰った。
 淡々と過ぎていく日々だが、それなりにものにふれ、ものを感じる日を送っていることには違いない。
★おまけ★
 夕食は、手抜き料理:「そぼろ丼」鶏肉のミンチをフライパンで炒め、すき焼きのタレでさらに炒め味付けする。卵を薄焼きにして刻む。インゲンをゆで細かく刻む。ほかほかご飯に、これらをトッピング。安上がりで、手軽で簡単にできる美味しい料理。