ネコ物語”ミーちゃん”のお話

 今日は、昨日とはうって変わり、とてもすがすがしい春の陽気です。
愛ネコ5匹、朝からエサをねだり、「にゃーにゃー」とうるさく、私の身体にすり寄ってきます。そのいつもの行事が終わると、ネコたちは思い思いの場所で、気分よく睡眠にはいるのです。仕事をしていたとき、出勤時刻、「ネコはいいなあ」とよく思ったものです。”ネコ=ねるこ”その説が正しいかはどうかは知りませんが、ほんとうに気持ちよくねています。気分がよければ、「ごろごろごろ」のどを鳴らし、人間に甘えてきます。

《我が家のネコ紹介第3弾》
家長ネコは”ピッキー”その娘“くろろ”、現在、他家から養子にきた”クー”、そして親子でやってきた”ミーちゃん”とその息子”チーター”合計5匹。
今この作業をしている時も、クーが「ちょっと違うエサほしいんやけど」と言わんばかりに、私に爪をたててくるのです。
 そして、次にやってきたのは、つぶれるような声を出して私の膝に乗ってきた”ミーちゃん”です。この”ミーちゃん”も元野良猫です。足が短くころころしています。
 私の家の庭はなぜかネコには評判がよく(ねこに聞いたことはないのですが)昼間はいないし、自然がいっぱいなのか、知らないネコがひなたぼっこにやってきます。
 いつもおどおどした仕草で、そのネコが、またもや我が家の倉庫の床下で子猫を生みました。「うそ〜」”ピッキー”の二の舞にならないよう、エサはいっさいやらなかったので、そのうちどこかへ行くだろうと思っていました。でも姿を消したのは一週間位でした。再登場したときは、子猫はいませんでしたが、やはり、縁の上で気持ちよくひなたぼっこしていました。
「捕まえて不妊手術しないと野良猫が増えてしまう。」NPOの人に連絡しました。捕獲作戦開始。「ドアを少し開けて、エサでおびき寄せる。」何度も挑戦し、ある時、やっとこの作戦が成功しました。でも、その時、捕獲したのは”ミーちゃん”ではなく、その息子”チーター”でした。”チーター”は、ずつと前からすんでいたように、どさくさにまぎれ、そのまま家の中に住み着いてしまいました。
NPOの人に「連れて行く」と手術を約束した日の朝、”ミーちゃん”捕獲作戦を強行しました。私は抵抗され、指をかまれました。(そのけがは完治するまで3週間かかりました。)
”ミーちゃん”はなつきそうでなかったので、耳にカットの目印を入れて野良猫として放つつもりでした。無事2匹の手術を終え、家につれて帰ったとき、”ミーちゃん”は観念したのか、おとなしくなっていました。それが”ミーちゃん”親子を飼うことになったきっかけです。カットした耳→ミミ→”ミーちゃん” チーターはアバターに似ていました。手足の長いスリムな体型で”チーター”と名前を付けました。「ミーミーちゃん」「チーターポッチ」っていう方が今は、彼女、彼の性格には合っているかも知れません。
 ネコを多頭飼いしていると、人間同様、ほんとうに一匹ずつ性格が違い、食の嗜好も違います。「やきもちやき」で「甘えん坊」ですが、人間の本音を見抜く力があるように見えます。漱石が「吾が輩はネコである」でネコを使った意図が見えてきたような気がしました。
 ネコ馬鹿ですみません。
 ミーちゃん
 チータ
 クー
 ピッキー
 クロロ