一足早いバレンタインデイ

 昨日は、妻とお豆腐料理を堪能し、映画を見た。特に予定のない時は、このパターンが喜ばれる。映画は「夫婦どちらか50歳以上で各1000円」を利用する。(ただし今の私は一人でも1000円)映画の前の豆腐づくしの料理は、なかなか美味である。「手作り豆腐、ご飯、おみそ汁がお代わり自由」の誘惑に勝てず、ついお代わりをしてしまった。
 映画は「太平洋の奇跡」竹ノ内豊を見に行った。なかなかかっこいい、好きな俳優だ。(若い頃の自分に似ている?)初日ということでいつになく満席。前から2列目をかろうじて予約、仰向けの首のだる映画鑑賞になった。
 催促はしてなかったが、食事の時、妻から、三日早いバレンタインの贈り物を貰う。「うわあ うれしいなあ」とハグして(?)感情を込めて言うつもりだったが、タイミングを逸してしまった。かろうじて出た言葉は「ありがとう」である。中身は?というとチョコレートではなく、私の好きな芋焼酎だそうだ。(ほんとうはハートマークのチョコが欲しかった?)付け加えられた言葉は「ホワイトデーが楽しみね。ブログにプレゼントされたこと書くのよ。」一種の脅しにも聞こえる重い言葉が返ってきた。
 帰宅後、包装をとき、せっかくのプレゼントの写真を撮ることにした。そばで愛ネコ”クー”が毛繕いをしていた。チャンスだ!とカメラのシャッターを押した。
(”クー”はよっぱらっているのではありません。)
 急にホームに入っている、母に頼まれたことを思い出した。「世話になっちょる男のヘルパーさんにチョコレートあげるけえ、買って送ってえね」
明日、娘に買ってこさせ、母に送ってあげよう。これで妻との約束も、母との約束も果たせそうだ。