手作りこんにゃく

 昨日、確定申告を無事終えた。郵送でもよかったらしいのだが、念のため、直接届けることにした。少しだけだが、返ってくると言うことでうれしい。
 
デジカメの写真を整理していたら、こんにゃく作りの写真が残っていた。
 決して暇をもてあましているわけではないのだが、思い立つと、つい、いろんなことに手を出してしまう。後で、忙しくなるのは、自分が忙しくしてしまうからだと反省する。今は、とりわけ、「昔、母親が作っていたなあ」というものを何とかやってみたいという衝動に駆られる。
 
 子どもの頃、父親が仕事の合間に、こんにゃく芋を栽培し、母親が、そのこんにゃく芋を使って、こんにゃく作りをしていたことを思い出した。子どもの頃は、感じなかったのだが、家を離れ、街にやってくると、その味が妙に懐かしくてたまらない。母親はまだ健在だか、もう、母親の味は味わうことができない。
 退職してから、月一週間、車で4時間かけて、山口の田舎に母親に会いに帰っている。そのたびに、田舎に残っている友人が夕食に接待してくれる。うれしい限りである。
 その友人に、この冬、こんにゃく芋をもらい、作り方を教えてもらった。写真は、こちらに帰ってから、自分で作った時のもの。
 500gの芋を2つ、1kgで20個ぐらいのこんにゃく玉ができあがった。
薄く切って、わさび醤油か酢みそで味わうと、お酒の友として抜群だ。

 ☆こんにゃく作りの要領
 ①芋を100g程度に小分けにしてゆでる。
 ②ゆであがったいもの皮むきをする。
 ③100gあたり、2カップの水を入れミキサーでかきまでる。
   (これを10回繰り返しました。)
 ④大きなボールに入れ5〜6時間置いておく。(私は一晩ねかせました。)
    
 ⑤カップ1杯のお湯に重曹を40g位溶いて、こんにゃく芋と一緒に混ぜる。
 ⑥こんにゃくを玉にして、熱湯でゆでればできあがり。