母から聞いた“らっきょう漬け”

 今朝も愛猫たちに起こされ、気がついてみれば、まだ5時。雨戸を開け、小鳥たちのさえずりを聴きながら、外の空気をいっぱいに取り込むと元気が出てきました。平和な1日のスタートです。
 
 昨日は、田舎で収穫した“らっきょう”を初めて漬けてみました。
 家の近くの畑に、らっきょうがたくさん植えられているのを発見。もともとは、「傾斜のある畑の土が流れるのを防ぐため植えていたんだ」と田舎の友達K氏が教えてくれました。山の荒れた畑の斜面には、そういえば沢山の“らっきょう”が雑草のように生えています。
 昔は、母の漬けた“らっきょう”を瓶ごと、半ば強制的に押しつけられ、何年後かに処分した、後ろめたい思い出があります。
 入院している母の耳元で“らっきょう”の漬け方を聞きました。母は、生き字引のように急に元気な声で“らっきょう”の漬け方を語り始めました。年寄りの経験を踏まえた知恵です。今は少しでもその知恵を受け継いでおきたいという思いがあります。と同時に、母に聞くことがいい“親孝行?”にもなりました。
 
 今回は初めてなので、市販の甘酢を使い、簡単な方法で漬けてみました。

《☆土付き“らっきょう”の漬け方》
①ばらしながら、土をよく洗い落とす。
②ひげ根、茎を切り落とす。
③流水で洗いながら薄皮を落とす。
④一晩塩漬する。(本格的にやるには、10日位塩づけしておくらしい。)
⑤10数秒、熱湯につける。(殺菌・芽止め・色つき防止・歯触り効果)
⑥水切りし、冷まして瓶に入れる
⑦甘酢を入れ瓶をゆする。(唐辛子は省略)
⑧冷暗所に置いておく。

…というわけで、2〜3週間後が楽しみです。
“らっきょう”は、お酒のおつまみに最適・血栓予防にもいいようです。